鹿児島県指宿(いぶすき)市山川町で撮影した「大根干し」です。これは、約400年もの歴史のある、「山川漬」を作っているところです。
山川漬は、冬の寒い時期に畑に櫓(やぐら)を組み、2か月ほど大根をかけて冷たい風で水分を抜きます。その後、塩水をかけ、杵(きね)で一本一本ついていき、壺で半年ほど漬け込むと完成します。
指宿市周辺では、冬になるとこのような櫓を、いたるところで見ることができます。